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「猫ピッチャー」(そにしけんじ作)は、読売新聞日曜版で連載されている23コマ漫画で、中央公論新社から単行本が発売されています。
主人公のミー太郎(オス)は、猫では初のプロ野球投手で、セロリーグのニャイアンツに所属しています。直球一本で勝負する、右の本格派です。
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かわいらしさにメロメロの相手打者、温かく見守る監督やチームメートとのやりとりもユーモラスです。
球団との年俸交渉や、縄張りチェックを兼ねた夜のランニングなど、球場外でも活躍します。
ぽかぽか日和のデーゲームで眠気を誘われたり、肉球にチクチク当たる人工芝が苦手だったりと、プロ野球選手なのに猫の習性がつい出ちゃうところに、思わずニヤリ。バットで爪も研いじゃいます。
- 小さな体から繰り出される速球は、強打者でもなかなか手が出ません。 「ニャックルボール」や「光る魔球」などの魔球も繰り出します。 選手の打撃フォームや本塁打を打たれた時のミー太郎の表情など、細部にこだわる描写は、本格的な野球マンガとしても楽しめます。
- ヨリウミニャイアンツのチームメートや、ニャイアンツが所属するセロリーグの対戦相手など、ひとくせもふたくせもある登場人物も魅力。 猫好きの人も、野球ファンも楽しめる漫画。猫好きでない人も、読むと、猫を飼いたくなるかもしれません。